
其他名: 機甲戦記ドラグナー
放送星期: 周六
开始放送: 1987-02-07
结束放送: 1988-01-30
国家地区: 日本
语言: 日语
机甲战记威龙
48 章节 3 页
炎の日
1987年02月07日
21世紀初頭。人類は月面入植を果たし、新たな宇宙時代に突入するはずだった。しかし西暦2087年、月面開発技術を軍事に転用した月入植者が、人型兵器「メタルアーマー」を開発し、月を植民地としてしか見ていない地球人類に宣戦布告したために全面戦争が勃発。一部の月入植者たちは「統一帝国ギガノス」を建国し独立宣言をした。一方、メタルアーマーの威力と、マスドライバー攻撃で瞬く間に窮地に立たされた地球連合軍は、劣勢を挽回するべくギガノスからの亡命科学者、ラング・プラートの手引きでギガノスの最新鋭メタルアーマー「ドラグナー」シリーズ3機の奪取に成功する。だが難民輸送船に偽装し、地球までドラグナーを運ぶ任務にあった宇宙船アイダホは、宇宙コロニー「アルカード」に寄航したところで攻撃に遭ってしまった。
戦火に巻き込まれたアルカードでは、アストロノーツアカデミーの学生、ケーン、ライト、タップの3人が、負傷しすでに虫の息だったギガノスのスパイからドラグナーの起動ディスクを渡されていた。ギガノスの攻撃に怒っていたケーンたちは、もぐりこんだアイダホの格納庫でドラグナーを発見すると後先考えずに搭乗。ディスクを手渡した人物がスパイであったことすら知らずにギガノス軍を追い払おうとした。しかしアルカードはギガノスのマスドライバー攻撃を受けて大破。まだ母がアルカード内にいたケーンは母を助けようとするが、爆発の煽りで近付けなくなってしまう。
廃墟の死闘
1987年02月14日
ケーン、タップ、ライトの3人は、偽装難民船アイダホにドラグナー3機と共に収容されていた。そこでドラグナーの入手経路について軍人から厳しく尋問されていたライトとタップは、ようやく戻された個室で、意識を取り戻したケーンに戦闘終了後からの経緯を話し始める。母の安否を気遣うケーンは即座にブリッジへと出向き、そこでアルカードが完全に破壊されたことを知らされた。母を捜すため、アルカードのあった場所に戻ると言って聞かないケーン。ライトやタップと共に再び電子ロック付きの部屋に閉じ込められるものの、自力で脱出して勝手にドラグナーでアルカードへと向かってしまう。
アルカードに到着し、その無残な破壊跡を驚愕の眼差しで見つめるケーンたち。そこへギガノスのドラグナー追撃部隊が襲撃して来た! 不本意ながら戦闘状態に入った3人は、互いをフォローすることでどうにか追っ手を撃退する。結局収穫を得られずにアイダホに戻ってみると、3人はドラグナーのパイロット登録が解除できないことを理由に三等空士として徴兵されてしまうのだった。
ギガノスの蒼き鷹
1987年02月21日
ケーンたちは不本意ながら徴兵されるが、グチを言う暇もなく、彼らの教育係に任じられたベン軍曹が現れて早くも訓練が開始される。
その頃、ドラグナー追撃部隊に新たな刺客が合流していた。その「ギガノスの蒼き鷹」と呼ばれる親衛隊のエースパイロット、マイヨ・プラートは、着艦したクラビウスで彼の直属の部下となる若きエリート「プラクティーズ」のカール、ウェルナー、ダンに迎えられる。そして挨拶もそこそこに、早速周辺宙域の下調べに取り掛かった。
一方ケーンたちは、もう一人の教育係で、本来ドラグナーに搭乗するはずだったパイロット、ダグラスの授業を受けていた。だが軍人としてのしがらみさえ知らないケーンたちは、ダグラスの授業などそっちのけで口論を始める始末。しかも緘口令を敷かれていたにも関らず、リンダ・プラートたち難民に船が軍艦であることを教えてしまった。
そして行われたドラグナーの飛行訓練。その最中、ケーンたちは現れたプラクティーズと交戦状態に入ってしまう。功を焦り、マイヨの命令を無視してケーンたちを翻弄するプラクティーズ。援軍のお陰でどうにかプラクティーズとマイヨから逃れられるものの、ケーンたちは圧倒的な腕の違いに愕然とする。
男たちの戦場
1987年02月28日
ケーンたちは兵士の手当てに忙しいリンダのご機嫌を取ろうと躍起になっていた。しかしリンダは「スペースパイロットは嫌い」だと言うばかりで相手にしない。そんなケーンたちにパイロットスーツが支給された。大喜びの一同だが、ケーンだけは自慢のリーゼントをベン軍曹に切られてしまい半分凹みぎみ。視察にやって来たホイットマン司令官との対面でも、階級を気にもせずグチる始末だった。
お調子者のケーンたちは、訓練前にパイロットスーツ姿でリンダの前に現れて再アタックを試みた。その軍人らしくない振る舞いと、彼らの明るさに少しだけ心を開くリンダ。
相変わらず「軍人」というものを理解していなかったケーンたちは、妹へのプレゼントだという人形をケーンに託して出撃していったギニール少尉が、彼のピンチを救うために戦死したことを受け、強い虚脱感に襲われる。
誓いの出撃
1987年03月07日
地球へと急ぐアイダホの中では物資不足で難民たちが苦しんでいた。その実情をリンダたちから聞かされたケーンとタップは早速行動を開始する。軍人たちの目を盗み、倉庫への侵入を図るケーンとタップ。彼らは火災報知器を誤作動させ、その混乱に乗じて物資の持ち出しを成功させた。
その頃、ギガノスではプラートたちが着々とアイダホ攻撃作戦を進めていた。その動きを偵察任務に就いていたライトの報告で知ったアイダホは、護衛艦のパイロットたちとの共同攻撃任務をケーンとタップに命じる。そしてライトと合流させ、入れ違いで出撃したマイヨの乗艦クラビウスに攻撃を仕掛けた。一方、アイダホに奇襲をかけていたマイヨは、クラビウスがドラグナーの攻撃を受けていると知らされ慌てて引き返す。しかし一歩間に合わず、命令を無視し先走ったケーン、ライト、タップによって轟沈。爆発に巻き込まれたドラグナー3機は消息を断ってしまうのだった。
戦士への試練
1987年03月14日
爆発に巻き込まれたケーン、タップ、ライトの3人は、宇宙空間を漂流した末に一基の宇宙ステーションを発見した。酸素の残りも少なく、ドラグナーのダメージも大きかったため、3人は進路をステーションに向けた直後に深い眠りに落ちてしまった。
気が付くと、3人はギガノスの兵士、チェホフの捕虜になっていた。ステーションにたどり着いたものの、眠っていたケーンたちはそのまま捕らわれてしまったのだった。ステーションにいたのは彼らを捕らえたチェホフのみ。彼はかつての上司に失敗の責任を押し付けられ、以来逃亡生活を強いられていたという。そして修理のために立ち寄ったこのステーションで、ドラグナーを捕獲したと言うのだ。
手柄を立てる事で原隊への復帰を考えていたチェホフは、ケーンたちに銃を向けてドラグナーの整備をさせる。そして隙を見て脱出を試みたケーンたちを、その経験の豊富さから翻弄し、戦術のイロハを説きながら裏をかいていくのだった。しかしケーンたちのしぶとさに根負けし、一時休戦を申し出る。
さらばチェホフ
1987年03月21日
ケーンたちとチェホフは休戦のおかげで互いに親近感を覚えていた。だがそこへプラクティーズが現れて事態は一変する。
上官であるはずのチェホフをあからさまに見下し、ケーンたちの引き渡しを要求するプラクティーズ。その横柄な態度に反感を抱いたチェホフは、自身の手柄を主張して彼らの申し出を拒否。それが引き金となり、プラクティーズの凶弾に倒れてしまった。味方すら裏切るプラクティーズに怒り心頭のケーンたちは、チェホフに解放されると反撃を試みる。
亡きチェホフの教えを胸に、次々とプラクティーズを罠にかけるドラグナーチーム。プラクティーズが本気になった時には既に遅く、センサーを潰された彼らはケーンたちに翻弄された挙句、情けをかけられ解放される。
そしてチェホフに敬意を表したケーンたちは、彼を宇宙葬にするとギガノスに捕らわれているらしいアイダホの救出に向かうのだった。
捕虜奪回作戦<前編>
1987年03月28日
アイダホを救うためにチェホフの輸送船でギガノスの中継基地へと向かうケーンたち。連合軍の高速艇に発見されたことを逆手に取り、混乱に乗じて中継基地に逃げ込むことに成功した。折りしも基地内では集会が行われており、所属不明の輸送艦がドックに入っていても誰も気にしない好都合な状況。ケーンとタップは監視役としてライトをD-3に残らせ、難民たちの救出に向かうことにする。
その頃、アイダホの乗員をひとりずつ検査していたマイヨは、難民の中にリンダを発見していた。彼女を自室に呼び込んだマイヨは密かに兄妹の再会を果たす。しかし妹を気遣うマイヨとは反対に、リンダは戦闘行為を続けるマイヨに敵意をむき出しにした。
その様子を部屋の外から目撃したケーンとタップは、マイヨに悟られないようリンダに合図を送り、別室に連行されようとしていた彼女と合流する。そして乗員が無事であること、強制収容所に連行されようとしていることを聞かされて行動を起こした。
捕虜奪回作戦<後編>
1987年04月11日
騒ぎを起こしてアイダホ乗員の強制収容所送りを阻止したものの、難民の中に隠れていたケーンとタップは不審人物として捕らわれてしまった。ケーンがリンダのアクセサリーを持っていたことから、尋問に立ち会っていたマイヨはその間柄を兄として不快に感じる。
2人を尋問から解放したマイヨは、リンダを再び呼び出した。しかしリンダに銃を奪われた挙句、自室に閉じ込められてしまう。
リンダの奪った銃のおかげで脱出に成功するケーンたち。ベンに難民を任せると、自らはドラグナーへと向かい、ライトの偽情報ですべての戦力が出払った中継ステーションの破壊を開始した。それによりアイダホは無事に脱出し、中継基地はタップのCDプレイヤーで作った時限爆弾で爆破。ファルゲンで追撃にかかったマイヨはその爆発に巻き込まれて断念を余儀なくされる。そしてアイダホは全員無事に逃亡に成功したのだった。
体あたりの防戦
1987年04月18日
アイダホを救助した英雄として難民たちからも称えられたケーンたちは、いよいよ自覚を持って戦闘訓練を受けたいと感じ始めていた。その一方で、戦火に巻き込まれた両親を心配するあまりローズが病床に倒れてしまうと、タップは彼女につききりの看病を始める。一緒に訓練をしようと言うケーンに対して、戦闘のしわ寄せが自分たちに来ることへの不満をブチまけるタップ。そこでケーンとライトは、ローズのことで心身不安定になっていたタップを気遣い、2人だけでダグラスの訓練を受けることにした。
そこへマイヨたちの攻撃部隊が接近してきた。タップを残し、出撃するケーンとライト。2人はダグラスのレクチャー通りキャバリアーを犠牲にする事でマイヨに一矢報いる。
その頃、ローズが意識を取り戻した事で平静を取り戻したタップも、アイダホに接近するギガノスの別働隊をたったひとりで迎撃しようと出撃していた。
熱望の大地
1987年04月25日
眼前に地球を据え、いよいよアイダホに大気圏突入の瞬間が迫っていた。タップと、彼に合流したケーンたちがとりあえずギガノスの衛星軌道軍を退くものの、これからが正念場である。船体とタンクを分離しなければ大気圏への突入ができないが、人手が足りないこともあり、軍人たちは不本意ながら難民への協力を呼びかけた。最初は巻き込まれることに抵抗していた難民たちだったが、タイムリミットも迫っているとあり、リンダの立候補を皮切りに一丸となって作業を進めることにした。
大気圏突入まで迫るタイムリミット。それに対してギガノスも阻止攻撃を仕掛けてくる。難民たちが軍人と共に作業を進める中、ケーンたちは唯一の防衛線として反撃を試みた。そして最後まで手間取ったタンクの接合部分を破壊して強引に切り離し、半ば逃込むようにして大気圏に突入。ドラグナーもむき出しのままコンテナに取り付いて大西洋上に落下したのだった。
それぞれの帰還
1987年05月02日
ケーンたちは連合軍の空母アクアポリスに回収された。アイダホの乗員も無事で、リンダやベンとも再会する。ヒーローとして歓迎される一方、もう戦闘はコリゴリだと申し出たケーンたちは、ベルンゲンの司令部に到着し次第パイロット登録が解除されると約束された。難民たちも司令部到着後は難民センターで保護されることになるのだが、一部の家族はそれを拒否。一刻も早く戦闘から遠ざかりたいと即時上陸を希望する。
ローズの従兄弟にあたるマーチン一家も上陸を希望する家族のひとつだった。彼らはオーレンスの港に降ろされると、ようやく目にした地球の大地、そして風景に深く感激する。しかしその感動を打ち消すように、ギガノスの攻撃部隊が現れた。
アクアポリスに残っていたケーンは、上陸したマーチン一家やリンダを守るために出撃。カタパルトを使い、一気に陸まで飛び上がった! そして瞬く間にギガノス軍を撃退すると、立ち去るマーチンたちの新たな一歩を見送るのだった。
マスドライバー発射司令
1987年05月09日
ベルンゲンの連合軍司令部に到着した。ケーンたちはパイロット登録が解除され、除隊できるとあって有頂天。ドラグナーが報道陣に公開されると、ヒーローパイロットとして大騒ぎする。そしてこのままリンダたちと別れるのは惜しいと、お別れの思い出にリンダ、ローズ、ダイアンと3対3の合コンパーティーを開くことにした。だがどこで間違ったのか、アイダホ乗員とのバーベキューパーティーとなってしまう。
やや趣旨はずれてしまったものの、苦楽を共にした軍人たちとのパーティーを楽しむケーンたち。艦長やソウル女史、ベン軍曹らと共にひとしきり騒いだ後は、彼らに持ち上げられてケーンが歌を披露することになる。ケーンの独唱にタップのハーモニカが加わり、そして一人、また一人と歌声を乗せていく。だが平穏な時間は突然の攻撃で中断させられてしまった。なんと、マスドライバー攻撃によって司令部は一瞬で壊滅、周辺地域まで巻き込む大惨事に発展してしまったのだ!
新たなる旅立ち
1987年05月23日
マスドライバー攻撃で周辺地域は大混乱だった。人々は負傷し、手当てに当たるリンダたちの気持ちも荒む。
一方、司令部が壊滅したせいで、ドラグナーのパイロット登録解除も不可能になっていた。ケーンたちも再び軍部に呼び出され、引き続きドラグナーの移送任務に就くよう指示される。次の目標はアメリカ、ケーンたちの階級も准尉まで昇格された。
その頃、医療活動に従事していたリンダが、一般市民を装ったギガノスのスパイに連れ去られてしまっていた。スパイから呼び出されたケーンは、誰にも告げず単身救助に急行。そこでリンダを無事に助け出すと、時を同じくして攻撃して来たギガノス軍にドラグナーで応戦する。そして戦闘が終了すると、リンダたちとの別れを惜しみつつ、タップやライト、ベン軍曹やダグラス中尉と共にアメリカへの航海につくのだった。
D艦隊危機一髪
1987年05月30日
重力下で自由な活動ができるよう、ドラグナー用のフライトユニットが開発されることになった。それに合わせ、ケーンたちにも空中戦を想定した訓練が、戦闘機で行われることになる。その頃、ドラグナー奪取のために友軍が出撃すると聞いたマイヨとプラクティーズは色めき立っていた。しかし彼らへの出撃許可が下りることはなく、一同は蚊帳の外にされた屈辱感をただ噛み締めるしかなかった。
一方、模擬戦でドックファイトを展開していたケーンたちは、ギガノスの動きを感知したアクアポリスに戻されていた。しかし防衛線は易々と突破され、艦も大ダメージを負ってしまう。そこで待機していたケーンたちは、黙って見ていることはできないと命令もないのに発進を決意した。
傾き、戦闘機の破片が散乱するカタパルトから、試作型のフライトユニットを装着したドラグナーで大空に飛び立つケーン。その決意と勇気が仲間たちを救い、ギガノス軍の撃退にも成功するのだった。
補給基地の罠
1987年06月06日
ケーンたちはアストロノーツアカデミー時代の同級生、ビル・ブライアンを意外な姿で発見した。ビルがギガノス兵として働いている戦場写真が雑誌に載っていたのだ。ビルらしからぬ姿に当惑するケーンたち。
その頃、ビルは上官のホルツと共に偵察任務に就いていた。しかし何も知らず迎撃に出たドラグナーの攻撃を受けて搭乗機は墜落。ビルもホルツ共々捕虜としてアクアポリスに連行され、そこで思わぬ再会を果たす。最初は成り行きの説明を拒んでいたビルも、ケーンたちが学生時代同様の態度で接したため次第に心を開くようになる。そして、たまたま通信技術をかじっていたため強引に徴兵されたことを吐露したのだった。
ホルツが脱走を試みたのはそんな時だった。ホルツは射殺、恐怖に駆られたビルは逃亡し、時を同じくしてプラクティーズも襲撃を仕掛けてくる。
出撃したドラグナーチームはプラクティーズに翻弄され、誘い込まれた補給基地でピンチに陥る。そこに居合わせたビルがケーンのピンチを救うものの、彼はファルゲンの攻撃で命を落としてしまうのだった。
ノーラッド破壊工作
1987年06月13日
ケーンたちはついにアメリカ・ノーラッドの司令部に到着した。これでパイロット登録が解除され、ケーンたちはお役御免になるはずだったのだが、解除すると蓄積されたデータも消えてしまうため、今度は中国・重慶までの移送任務を引き続きすることになってしまう。しかし悪いことばかりでもなく、リンダ、ローズ、ダイアンが謎の召集でケーンたちに合流、共に重慶に赴くことになった。しかもドラグナーにはフライトユニットが装備され、これまで以上の戦果が見込まれるのだった。
リンダたちがノーラッドに到着したのと時を同じくして、連合軍兵士に変装したマイヨとダンも司令部への潜入に成功していた。しかし内部からの破壊工作は、リンダが逸早くマイヨに気が付き、彼女の表情の変化から異常を察したダイアンによって阻止される。何とダイアンは、連合軍の情報部員だったのだ。
連合軍に包囲されながら、マイヨとダンはどうにか脱出に成功。ケーンたちはリンダ本人からマイヨが実の兄であることを聞かされる。
奇襲の蒼き鷹
1987年06月20日
ドラグナーを重慶まで移送するため、とりあえずバンクーバーを目差すことになったケーンたち。ギガノスの攻撃を考慮して囮部隊を出すことにするが、それにはもうひとつの目的があった。囮部隊に敵の主力を引き付け、一気に叩こうという意図も含まれていたのだ。
早速ジープで出発する一同。しかしリンダだけは、身内が敵のエースパイロットであることが明るみになった事で負い目を感じ、ダイアンの説得でも立ち直れないほど塞ぎこんでいた。そして作戦行動中であるにも関らず、ジープから飛び降りてしまう。
ケーンがリンダを追い、さらに続くダイアン。ケーンはリンダに追いつくものの、雨でゆるんだ地面に足を取られ、2人は一緒に転落する。そこへマイヨのファルゲンが現れた。囮部隊を追撃部隊本体に任せ、自らドラグナーを奪うべくやって来たのだ。
混乱し、ランチャーでファルゲンを攻撃しようとするリンダ。それを止めるケーン。マイヨもリンダとケーンに気付き、プラクティーズに攻撃をやめさせた。そしてリンダとケーンが親しくしていることに不快感を露わにしながら、囮部隊への襲撃に向かうのだった。
飛行兵器D(ドラグナー)
1987年06月27日
度重なる失敗で、マイヨは最悪の戦地と評される南部戦線に左遷されることになった。苦渋をかみ締めつつ、心酔するギルトール総帥の命令とありおとなしく従うマイヨ。泣きすがるプラクティーズと別れ、ひとり寂しく出発するのだった。
その頃、ケーンたちはいつものペースでベン軍曹の訓練につき合わされていた。そこでベンのダイアンに対する恋心も発覚し、一同ははしゃぎ回る。一方、リンダとローズには招集された理由がダイアンから語られていた。ローズは月で行方不明になっていた両親を探すため、またリンダは父でありギガノスから亡命した科学者でもあるラング・プラート博士が中国にいるための召集だった。
ベンとダイアンの仲が急速に接近する中、ついにフライトユニットのテストが行われた。調子に乗ってマッハを叩き出すケーン。そして無防備な3人の通信から、ベンのダイアンに対する想いが艦内中の知るところとなる。まんざらでもないダイアン、照れるベン、リンダも父に対するわだかまりを解消するためにも中国で逢う決意をするなど、それぞれの穏やかなひと時が過ぎていくのだった。
洋上の再会
1987年07月04日
軍隊生活も慣れ、常にヒーローとして期待されているケーンたちはいつの間にか慢心するようになっていた。上層部から“参謀閣下”が視察に来る事になったのはそんな時である。
ライトやタップと共に迎えに出たケーン。彼は最初はその“参謀閣下”が何者か知らなかったのだが、アクアポリスで会うなり突然強張った表情を見せた。“参謀閣下”ことジム・オースチンは、ずっと恨んできた彼の実の父親だったのだ。
ケーンの両親、ジムとアオイは昔は仲の良い夫婦で、幼いケーンを連れてよく旅行などをしていた。しかし軍務に我が身を捧げていたジムは、生き方の違いでアオイと離婚。以来ケーンは父を憎むようになっていたのである。
ジムに反発し、自室にこもるケーン。リンダの説得でも本心を表すことなく、笑ってごまかすばかりだった。そんなケーンに対し、ジムは離婚前と変わらぬ態度でケーンに接して、アオイに生存の可能性があることを伝える。そして再びアクアポリスを離れた。ギガノスの襲撃でようやく素直になったケーンは、ベンの叱咤もありジムを助けるために出撃したのだった。
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