∀高达

∀高达

∀ガンダム

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∀高达
其他名: ∀ガンダム
放送星期: 周五
开始放送: 1999-04-09
结束放送: 2000-04-14
国家地区: 日本
语言: 日语

∀高达

50 章节 3 页

对着月亮高呼

1999年04月09日
脚  本:星山博之 絵コンテ:斧谷 稔 演  出:渡邊哲哉 作画監督:土器手司  地球の地表へ向かって、人型をした機械“モビルスーツ・フラット”が数機ほど降下していく。一機にはロラン・セアックとキース・レジェ、フラン・ドールという3人の少年と少女が乗っていた。  そのひとり、ロランはノース・アメリア大陸の東にあるビシニティという町に辿り着き、近くの川で溺れてしまうが、幸運にもふたりの姉妹に助けられた。  姉妹の名はキエル・ハイムとソシエ・ハイム。その日は町の成人式の日だった。  15歳になった少年と少女が御輿を担ぎ、近くのアーク山へ向かうのだ。  麓に着いた少年少女を代表して、キエルは“ホワイトドール”と呼ばれている石像の前で成人式の主役を務め、その様子を見たロランはとても感動する。  姉妹の父が経営する鉱山に雇われたロランは、2年後、自動車の運転手に抜擢された。  その日、グエン・サード・ラインフォードと名乗る青年と会うロラン。  ガリア大陸との戦争に備えて工業化を進めているグエンが、2年前、コヨーテに襲われたのを助けてくれた人で、ビシニティを含むイングレッサ領の主の御曹司と初めて知る。  ある日、ノックスの街に出たロランは、そこで別れたきりだったキースとフランに再会できた。ふたりはそれぞれパン屋と新聞社で働いていたが、3人の心配は土に埋まったはずの“フラット”が誰かに見つかること。深夜、ひとり山中へ向かったロランは、“フラット”が埋まっていることを確かめると安心して大声で叫んだ。「地球はとてもいいところだ! みんな〜! 早く帰って来い〜っ!!」と。だが、その叫んだ先が夜空に輝く月だということを、不審に思って尾行していたソシエが見ていたのだ。

成人礼

1999年04月16日
脚  本:千葉克彦 絵コンテ:斧谷 稔 演  出:森 邦宏 作画監督:佐久間信一  イングレッサ領の御曹司、グエン・サード・ラインフォードはミハエル大佐に連絡を取り、領の首都ノックスで行われるミリシャ(市民軍)のパレードの日を早める。天文台が月の異変を観測したからだ。このためパレードの日はビシニティの成人式と同じ日になった。  ソシエとロランは、メシェーたちが作ったミリシャの飛行機を操縦し、機械のセンスを発揮する。そして成人式のあと、友人のメシェーに続きミリシャに入ると決めていたソシエはパレードに参加できず悔しがる。が、ロランは成人式に自分も参加できると知りわくわくしていた。  その当日、パレードを貴賓席で見るハイム一家と別行動をとったロランは、キース、フランと新聞社屋上で見物して、月から仲間が来ても帰還者として戻らないと話し合う。  その宵、ビシニティでは少年少女が背中に聖痕を付けあう成人式のハイライトが始まった。代表のソシエは相手役にロランを選び、ふたりはアーク山の麓に立つホワイトドールの前で儀式を始める。  しかし同じ頃、ついに月の民(ムーンレィス)の帰還部隊が、地上への降下を開始した。ムーンレィスは“モビルスーツ”を尖兵として送り出し、ノックスの街を攻撃した。  ミリシャは果敢にも応戦する。“モビルスーツ・ウォドム”のパイロット、ポゥ少尉はノックス周辺の制圧に出て、ビシニティの町を破壊してしまった。  儀式の最中だったロランとソシエは、ホワイトドールの中から機械人形(∀ガンダム)が現れて、ポゥ少尉の乗る40m級の“ウォドム”をビーム・ライフルで攻撃する様子を目撃する。  その凄まじい火力により、町の至る所で火の手があがった。

祭典之后

1999年04月23日
脚  本:浅川美也 絵コンテ:斧谷 稔 演  出:南 康宏 作画監督:鈴木藤雄 初動のあと、“ホワイトドールの機械人形(∀ガンダム)”は動かなくなった。ロランとソシエは操縦できないかと手引書がないか調べて、ノートパソコンを見つけた。  ミリシャvsディアナ・カウンターとの戦闘は続いていた。火の手の上がったノックスの街から逃げ出そうする人々は飛行船へ急ぐ。キースはパン屋の娘を連れて乗り込んだ。  地面に降りたロランは、山師シドから、機械人形をハイム鉱山の谷の方へ隠せと指示される。  ソシエはロランの操縦ミスで谷に落ちたことを怒り、山を下りてしまう。追うロラン。  グエンはシドから機械人形出現とロランが動かしたとの報告を受けた。  グエンはキエルに忘れられた過去の時代(黒歴史)が遺跡を残し、使える形で埋葬されていることを語る。  帰宅してソシエは呆然となる。ハイム邸が半壊して、巻き込まれたハイム氏は死亡していた。ロランはムーンレィスの帰還作戦が引き起こした惨劇に愕然とした。  月の司令母船の指揮官、アジ大佐はグエンに一時休戦を与える。前線指揮のフィル大尉は失策したポゥ少尉に機会を与え、謎のビームを発した“モビルスーツ”の捕獲を命じる。  キースがハイム氏の埋葬の場に現れた。帰還者として戻りたいと言うキース。自分さえ助かればいいの? と問い、ロランは喧嘩する。しかし、ムーンレィスの全軍統率をするディアナ・ソレルさえ地上に降りれば、事態は好転するかもと希望を抱く。  しかし、ポゥの部隊がマウンテン・サイクルに接近していた。ロランは戦争への抑止力になればと“ホワイトドール”を動かす。

故乡的军人

1999年04月30日
脚  本:高橋哲子 絵コンテ:西森 章 演  出:西森 章 作画監督:佐久間信一  地球に現れた謎のモビルスーツを捕獲するため、ポゥ少尉のウォドムと7m級のモビルスーツ・“ウァッド”小隊がビシニティに近づいた。ロランはホワイトドール(∀ガンダム)で立ち向かう。不慣れで武器のひとつ出せないが、機動性のみでウァッドを捕まえたロランは、どうにか停戦を呼びかける。  ビシニティの地元兵やメシェーの飛行機も戦闘に絡んで混乱する中で、ポゥの元には司令部から撤退命令が届く。悔しがるポゥだが、帰還船の護衛を命じられ部隊を引いた。  その頃、ボストニア城で夫の死を伝えられたキエルの母は昏倒してしまう。また、母が倒れたことを知らないソシエは、メシェーが行おうと提案したムーンレィスの機械を奪取する作戦に協力するため、飛行機に同乗してノックスへ向かってしまった。  その目的地、ディアナ・カウンターの帰還地には、帰還船と共に親衛隊のモビルスーツ“スモー”が降下していた。親衛隊隊長ハリー・オード中尉は雨が降る地球の環境に好意を持つ。  ひとり命令違反してマウンテン・サイクルに近づいたポゥは、機体を隠すため先手を打って名乗り出てきたロランと出会った。2年前に地球に降りた調査員と判明したロランは、謎のモビルスーツの情報を得たいディアナ・カウンターの司令部に出頭させられる。  アジ大佐、フィル大尉、ハリー中尉の前で司令部の人々が戦争を続けないようにと願い、事実を隠しながら、地球にはモビルスーツという戦力があると話すロラン。  地上の戦力に半信半疑のアジ大佐たちだが、土地の交渉のためにグエンが招いたボストニア城へ向かう。だが、その席でアジ大佐は暗殺され、犯人のイングレッサの長老は射殺されてしまった。交渉は双方が代表のひとりを失い暗礁に乗り上げる。  また、ロランは知らなかったが、地球上には“ホワイトドールの機械人形”以外にも宇宙時代の遺物が埋蔵されており、シドたち黒歴史を信じるミリシャたちが、マウンテン・サイクルでモビルスーツ“カプル”を掘り出し始めていた。

迪亚娜降临

1999年05月07日
脚  本:星山博之 絵コンテ:斧谷 稔、菱田正和 演  出:岩崎良明 作画監督:戸部敦夫  ディアナ・カウンターは親衛隊からの命令で戦闘布陣を敷き始めた。アジ大佐が殺され、弱みを見せることで地球帰還作戦が失敗することを恐れたからだ。  ヤーニ軍曹の車輌部隊がムーンレィスの帰還地へ進撃を開始した。ソシエとメシェーの飛行機も帰還地へ攻撃をかけるが、その戦場上空をボストニア城からビシニティへ向かう途中のロランとキエルの飛行船が通過していた。  ロランは、夫を失い錯乱してしまった母を悲しむキエルを慰めて、無謀なソシエたちを諫めようと、ソシエたちの飛行機に乗り込む。が、メシェーは機械人形を奪取しようと“モビル・リブ”に飛び移り、ポゥのウォドムに捕まってしまった。 ロランはソシエに飛行機でビシニティへ行くことを命じる。ホワイトドールで助けだそうと考えたのだ。  その頃グエンは、親衛隊隊長のハリー中尉と交渉していた。これ以上お互いに犠牲者を出さないためだ。  ビシニティに先に到着していたキエルは半焼した自宅や成人式の御輿の場所に母を連れてゆき、忘れてしまった記憶を呼び戻させようとするが思い通りにならない。傷心のキエルの前をミリシャの兵士になってしまった妹ソシエの飛行機が飛び去っていった。  一方、帰還地に戻ったロランはポゥ機の注意を引き、メシェーを無事脱出させる。  ポゥは更に戦おうとするがフィル大尉に止められてしまう。  戦果に喜ぶミリシャたち。だが、前線の衝突はボストニア城で同室していたグエンとハリーに緊張をもたらしていた。身の危険を感じたグエンはロランのホワイトドールをノックスへ呼ぶ。  ハリーの元にはディアナが地上へ到着するという報告が入る。親衛隊のモビルスーツ“スモー”が護衛する中、ディアナ・カウンターの旗艦“ソレイユ”が地上へ着陸。ディアナ・ソレルが地上に降り立った。

被遗忘的过去

1999年05月14日
脚  本:千葉克彦 絵コンテ:横山彰利 演  出:池端隆史 作画監督:しんぼたくろう、中田栄治  ミリシャのミハエル大佐はディアナたちの動向を探っていた。  敵の頭を押さえて戦争に勝とうと考え、カプルのソシエとメシェーで敵の機械人形を牽制し、別働隊でディアナ捕獲を目論んだのだ。  この暴走を予期していなかったグエンは困惑。女王ディアナを乗せてボストニア城へ走る車も戦闘の余波で破損し、ミラン、ディアナ共に逃げまどう。一方、護衛のハリーは、スモーでロランのホワイトドールと対峙する。あわや格闘戦かと思われたとき、グエンとミランの制止の声を耳にした。ここに戦闘状況はとりあえず停止するが、ノックスにいるミリシャはセルラァ河沿いに駐屯地を設けて、まだ戦うつもりだ。  ボストニア城に入ったグエンとディアナたちは、漸く交渉の席に着いた。  しかし、諸領主はディアナたちが月から来たことを信じられないでいた。  その頃、ロランは自転車でキースを見舞う。パン屋の親方がケガをして生活の不安を抱えているキースに「ディアナ様が来たから戦いはもう終わりだ」と勇気づけるロラン。  しかし、ミリシャはマウンテン・サイクルから更に機械人形を掘り出して戦力を増強しようと図り、シドがソシエとメシェーを発掘現場へ連れていく。ディアナ・カウンターの好戦派、フィル大尉とポゥ少尉も、敵のモビルスーツ偵察のため、部隊を出撃させた。  そんな事を全く知らないロランは、フランも見舞い、いい記事が書けると楽天的に語る。  その頃ボストニア城では、月側がサンベルトという良地を要求し続けて、地球側の反感を買っていた。激した地球の領主のエリゾナ公は、ムーンレィスは月へ逃げた人々であり、残った自分たちの祖先が地球を再開発させたと反論して昏倒。交渉は一時中断する。  一方、ソシエたちを追ってビシニティへ向かったロランは、フィルたちがソシエたちミリシャのカプルを攻撃しているのを目撃した。  ホワイトドール(∀ガンダム)の検索機能に導かれ、ビシニティの成人式の御輿置き場の地下に武器をみつけたロランはフィル機を撃退するが、ディアナが来たのにまだ戦いが起き続けることに混乱を覚える。

贵妇人的修行

1999年05月21日
脚  本:浅川美也 絵コンテ:森 邦宏 演  出:森 邦宏 作画監督:佐久間信一 ミリシャは次々と発掘を始めていた。ホワイトドール(∀ガンダム)の武器が見つかった御輿置き場が土砂で陥没したため、早めに見つけられるものは見つけておこうという考えからだ。  ソシエやメシェーは喜ぶが、ロランは平和になるために話し合いが行われているのにと心を痛める。そして思わず、月の女王に会ってみたいと話して顰蹙を買う。  その頃、ディアナ・カウンターでは、地球側のモビルスーツが発掘されている脅威をフィルが訴え、埋蔵された山の査察と制圧権が与えられた。また、和平交渉を進めるために親睦のパーティを催すことが決定する。  一方、キースは親方不在のままパンを売りに街へ出た。売り上げは伸びないが、ムーンレィスの兵士たちにも買ってもらうことで活路が開けた。  パーティ開催の知らせを受けたグエンはロランをラインフォード家の別邸に呼んだ。  ハリー中尉がパーティの席でホワイトドールのパイロットに会いたいと言ってきたのだ。  パイロットが「ローラ」という女性だと考える月側に対し、グエンはロランを女装させて出席させようと目論む。  驚くロランだが、ディアナに直接話せるチャンスと感じてグエンの提案に乗る。ロランの覚悟を見たキエルは貴婦人修行のレッスンを始めた。  同じ頃、パーティで使う巨大ケーキの発注がキースのパン屋に舞い込んだ。パン以外作ったことがないキースはケーキ作りに没頭し始めた。やがてパーティ当日が来る。  ノックスの迎賓館に着飾ったムーンレィスの人々が訪れた。迎えるミリシャの機械人形はロランのホワイトドール。コックピットから、貴婦人ローラに扮したロランが登場する。ノックスの新聞記者フランは写真を撮り、それがロランだと気づいた。  しかし、パーティ会場は地球側と月側に分かれて親睦どころではない。ディアナに促されてハリーがダンスの相手を地球側に求め、キエルはローラに扮したロランを送り出した。  踊るハリーとローラのロラン。会場に和やかさが流れた時、キースの作った巨大ケーキからディアナを暗殺しようと一団が現れた。混乱する会場を逃げ出す一団をロランのホワイトドールが追う。だが、人間相手で感覚が掴めず、取り逃がしてしまう。暗殺者達はミリシャに扮していたが、ムーンレィスだと気づきハリーは驚く。

罗兰的牛

1999年05月28日
脚  本:高橋哲子 絵コンテ:横田 和 演  出:渡邊哲哉 作画監督:鈴木藤雄  ソシエは久しぶりにキエルと会った。彼女はまだ父親の仇をとりたいと考えており、ムーンレィスを地球から追い出したいことを姉に話すのだった。  ロランのホワイトドール(∀ガンダム)に治安出動が命じられた。ムーンレィスの帰還地周辺で地球の地元農民とディアナ・カウンターが小競り合いを起こしているのだ。  機械人形の操縦をマスターしたいソシエはロランに強引についていく。  やがて現場に到着したロランは事態を仲裁するが、その時、帰還民の男が地球の農民達に対する月側の兵達の仕打ちを止めてくれたのを目撃した。  ディアナ・カウンターの兵舎でパンの行商をしていたキースも、同じ男が帰還政策の不備を指摘して、兵達に殴られているのを目撃する。男はクーエンと名乗り、妻子を抱えて帰還地での今後の生活に不安を抱き、ミルクや家畜を手に入れられないかとキースに助けを求める。話を聞きロランとフランは手だてを考えた。帰還地近くの森で家畜を飼ったりすれば、冬の食料の糧になるかもしれないからだ。  クーエンとソシエを加えたロラン達は、月の船が来てもぬけの空になった村で家畜や食料を探す。ソシエは幼なじみだというロランたち3人組を怪しいと睨んで、月側のスパイかと疑惑を持ったりするが、フランとキースにうまくごまかされ、作業に協力。  そのロラン達の動きが月側には極秘作戦の訓練と映った。フィルはポゥを出撃させる。  出撃したポゥのウァッド小隊は、ロランのホワイトドールに仕掛け、ソシエ達の乗るトラックを押さえて投降を呼びかける。困るロランだが、イングレッサ側との交渉に影響が出るのを懸念したハリー中尉が、ポゥの小隊に撤退を命じてくれた。安心したロラン達は無事帰還地へ牛や豚を届けることが出来た。  しかし地球の農民達はその有様を目撃して、ミリシャの機械人形が月の味方か? とロラン達を罵り始めた。困ったロランはついに自分がムーンレィスだと素性を明かてしまう。  裏切られたと感じたソシエはロランの頬に平手を打つ。が、フランはロランの行為をローラの行ったこととして、月と地球を結ぶ架け橋なのだと新聞記事にする。

哥连高呼gundam

1999年06月04日
脚  本:星山博之 絵コンテ:西森 章 演  出:西森 章 作画監督:佐久間信一  ムーンレィスの寄留地にコンテナが到着、モビルスーツ3機とコレン・ナンダー独立部隊が現れた。パイロットのコレンは軍刑務所から恩赦され地球に送り込まれた危険な男だ。  キエルは「ホワイトドールのパイロットはムーンレィスのローラ」という新聞記事を読んで心配する。しかしグエンは、ローラがロランだと知る者は少ないので利用できると考えていた。ロランに騙されたと憤慨するソシエにも、ホワイトドールに乗ってみてはどうかと勧めて、彼女はその気になる。  その頃、当のロランはキースを見舞いに行き、途中でハリーの部下に拘束され、ディアナ・カウンターの旗艦ソレイユに連行されてしまう。ハリーの尋問を受けるロラン。  同じ頃、マウンテン・サイクルから発掘されたカプルにはミリシャの訓練生が乗り込んで、メシェーとジョゼフから操縦術を学んでいた。  そこへ現れるコレンのモビルスーツ“イーゲル”。ジョゼフ達に攻撃を仕掛け、大破させてしまった。   コレンが配属された部隊の上官、ゼノア大尉はコレンの独断専行を叱責したが、ミリシャの白いモビルスーツを“ガンダム”と呼ぶコレンは、自分が必ず倒すと息巻く。  キースはミリシャのミハエル大佐に自分たちの乗って来たモビルスーツ“フラット”を売り払い、その代価でパン工場を造ろうと考え、アーク山近くへと案内する。  そのアーク山へコレンが部下を連れて現れた。ディアナ・カウンター側が攻撃を加えていると報告を受けたグエンは、ソシエにホワイトドールでの出撃を命じる。  ハリーとミランも突出するばかりの前線部隊に困惑し、ロランを解き放して事態収拾させようと図る。  アーク山の西ではコレン機が大暴れし、ソシエの乗るホワイトドールが危機に陥る。  そこへロランが到着。ソシエに変わってホワイトドールに乗る。地球へ降りた直後のコレンは重力によって貧血を起こして撤退していった。  ロランはホワイトドールにビーム・サーベルがあることを知り、このまま更に戦火が広がるのを心配するのだった。

扫墓

1999年06月11日
脚  本:高山治郎 絵コンテ:斧谷 稔、菱田正和 演  出:山口美浩 作画監督:しんぼたくろう、中田栄治 ボストニア城で月と地球側の会議が行われた。月側の休戦協定破りを責める地球の領主達に対し、ディアナは今まで入植したムーンレィスを引きあげることを申し出て、交換条件として交渉再開を約束させる。その手腕にグエンは瞠目するが、一方で月に帰れぬ事情があるかもしれないと洞察する。  ホワイトドールの操縦を覚えきれないソシエは、ロランにまた救われたことが悔しかった。そこへシドたちが訪ねてきた。ロランの持っている手帳に出る、機械人形の操縦マニュアルの情報全部を写真に収めて焼き増しするという。使用人のジェシカからは、ハイム夫人の様態を案じて、お嬢さんに帰ってきてほしいという嘆願がくる。  同じ頃、ボストニア城にはキエルが招かれていた。民間レベルの情報交換のために、ディアナが希望したのだ。グエンは更にディアナに飛行船での地上視察を勧め、準備を始める。  ミリシャの陣地では、掘り出されたフラットの代価として札束がキースに支払われた。喜ぶキースはパン工場を造り、パンを持ってきますと約束。視察の通達はそこにも届き、ミリシャには徹底した休戦状態が厳命される。  出発を待つディアナとキエルは、自分たちが似ていると気づく。そして遊び心から衣服を交換、すり替わったまま視察へと出かける。  飛行船にはビシニティに帰るソシエとロランも乗っていた。  ソシエは、姉キエルに扮したディアナに母を見舞うよう訴える。グエンはソシエの願いを聞き、飛行船をビシニティへ向けた。護衛のハリー中尉のゴールドスモーが遠くから見守っている。キエルに扮したディアナは、途中の車内から町に残る戦火の爪痕を見て心を痛める。やがてビシニティ空港へ到着、一行はハイム家を訪れる。  キエルに扮したディアナは夫人の痛々しい様子を見、さらにハイム氏の墓を見て、自分の責任を痛感する。墓前にひざまづき謝り続けるその姿にキエルは心打たれ、父の墓を前にキエルだと名乗れず涙ぐむのだった。

诺克斯城被毁

1999年06月18日
脚  本:千葉克彦 絵コンテ:川瀬敏文 演  出:池端隆史 作画監督:佐久間信一 先日の視察以来、キエルとしてビシニティに残っていたディアナは、アーク山で夜明けを見た。迎えに来たロランにその素晴らしさを語るディアナは、これを月の仲間に見せたかったのだと、思い出す。  同じようにキエルもディアナに扮したまま、ディアナ・カウンターの旗艦ソレイユにいた。  しかし、キエルは困惑する。交渉の遅れを懸念するミランが、正規の帰還地サンベルトへの早期移動を進言したからだ。  一方、グエンはミハエル大佐に「ミリシャは交渉カードとして必要だが、軍事行動は起すな」と指示を出す。これに反撥したミハエルはミリシャ独自で動くことを決め、ソレイユの奪取、破壊作戦を決定。ディアナ・カウンターの入植地へ進軍させてしまった。  ハリー中尉の親衛隊で防戦しつつ、月側はソレイユの移動を開始する。  だが、コレン・ナンダーは戦闘の口実が出来たと、ノックス全市街の破壊を始め、フィルもソレイユを守りつつ、ミリシャに容赦ない攻撃を始めた。  両軍全面衝突の報が、ボストニア城に伝わった。  グエンは戦火のノックスを脱出しようとするが、領民からイングレッサの紙幣も領主の地位も見限ったと言われてしまう。パン屋の親方親子とともにノックスを逃げようとしていたキースは、その光景に出くわして、ミリシャに売ったフラットの代価が、紙切れ同然になったことを思い知る。  結局、ミハエルたちの作戦は失敗。ソレイユは南方へ飛び去った。  ウォドム部隊を率いたフィル大尉は、遺跡からモビルスーツが掘り出されることを嫌い、マウンテン・サイクルにミサイル攻撃を行う。  跡形もなく消し飛ぶマウンテン・サイクルの近くにいたロランは、間一髪で、シドとディアナを連れホワイトドールで地下坑道へと逃れていった。  ノックスには破壊の限りを尽くしたコレンが“ガンダム”を待って叫ぶのであった。

地下回廊

1999年06月25日
脚  本:星山博之 絵コンテ:横田 和 演  出:杉谷光一 作画監督:うのまこと フィルたちの攻撃から逃れるため地下を行くロランは、キエル(ディアナ)を連れて先へ進み、発掘作業を指揮するシドとミリシャ兵たちと出会った。  一方、フィルは“白ヒゲ”(∀ガンダム)追撃隊として出ようとしたゼノア大尉に任せ、コレンを送り込む。  同じ頃、ノックスから離れた地に陣を退いたミハエル大佐やソシエたちは、ラジオでグエンがノックスの首都放棄を宣言したと知り、ルジャーナ領で軍を立て直すことに決める。  凋落したグエンは傷心を抱えつつ再起を考え、ルジャーナ領主の娘リリに協力を頼む。  そんな事をまったく知らないロランのホワイトドールは、ようやく地上への出口を見つけた。  そこにコレンの部下、ブルーノとヤコップのモビルスーツ“ゴッゾー”2機が待ちかまえていた。  ロランは2機をうまく穴に落として動けなくする。  しかし、シドたちが不発弾を掘り出して爆発させてしまった。爆音に気づいたイーゲルのコレンは、天井が吹き飛んだ穴の中へ入った。  コレンを引き離そうとするロランだが、運悪くマグマの穴の前に追いつめられてしまう。コレン機のミンチ・ドリルの攻撃で、危機に陥るホワイトドール。  そのロランのピンチの前にキエルに扮したディアナが現れた。ディアナは立ち去るようコレンを諭す。しかし、ディアナがミリシャに人質に取られたと考えるコレンはロランに猛攻を加えた。その時、足が不調だったホワイトドールが本来の機能を取り戻して、跳躍した。  この跳躍に相手を見失ったコレン機はマグマの中に落ちていった。ロランは戦闘の緊張で疲れ果て、ディアナの前で眠り込んでしまうのだった。

年长的恋人

1999年07月02日
脚  本:浅川美也 絵コンテ:斧谷 稔、横山彰利 演  出:岩崎良明 作画監督:菱沼義仁、戸部敦夫  ディアナ・カウンターの旗艦ソレイユはノース・アメリア大陸の南へ移動した。  ミランは、今回の移動はアグリッパ一派に対する牽制だとディアナ(キエル)に説明する。ディアナに扮したキエルは和平のためにもと、キエル(ディアナ)探しをミランに頼む。  そのディアナは、ロラン、シドと共に地下回廊を進んでいた。  地上へ出たところで、シドは遺跡に出会う気がすると言い出す。ロランはイーゲルの残したミンチ・ドリルを使ってホワイトドールで掘り始めた。  地上に興味を引かれたディアナは、周囲を散策中に穴掘りをしている青年、ウィルに出会う。ウィルはディアナの思い出の人とそっくりだ。それもそのはずで、遠い昔、ディアナが地球に訪れた時に恋した青年ウィルと同じ名を持つ、現在のウィルは、月へ戻った娘を追うため宇宙船を探して谷を掘っているというゲイム家の子孫なのだという。  一方、姿の見えないキエル(ディアナ)を探すロランは、魅力的な女性、テテスに出会う。テテスの案内でディアナと再会したロランは、ウィルから宇宙船らしきものを発掘していると聞かされた。シドは発掘に興味を持つ。一方、恋心が甦ったディアナはウィルが気になる。気をもむロランをテテスは温泉に誘う。テテスと仲良くなるロラン。  ディアナは自分の正体を隠して、ウィルに先祖が東方の国に行った後のことを尋ねる。  そこへ、ポゥ少尉がウォドムで追撃してきた。桶状兵器で攻撃をするポゥ機。ロランは苦戦しつつも、一か八かの作戦で、どうにかポゥ機を撃退する。  ウィルは信じないながらもディアナに先祖の残したオルゴールと極楽鳥の羽を見せた。 それは昔、ディアナが初代ウィルに課した難題だった。泣き崩れるディアナ。

离别、重逢

1999年07月09日
脚  本:高山治郎 絵コンテ:西森 章 演  出:西森 章 作画監督:しんぼたくろう、中田栄治 キングスレーの谷で発掘中の宇宙船は、動力が生きていることが判った。シドはミリシャに連絡を取り、人を送ってもらおうとウィルに提案する。  ディアナはオーバニーの家の傍にある樹で思い出の文字を見つけた。  ミハエルたちイングレッサ出身のミリシャは、ルジャーナ領に移っていた。同領出身将校のマリガンはモビルスーツ“ボルジャーノン”だけで構成された“スエサイド部隊”のギャバンたちを連れてきて、ルジャーナの指揮下に入れと迫る。ギャバンたちが実力を見せると出撃。ソシエは見届け役で同行する。  ディアナは、ウィルに乾板を見せ、何故月へ行こうとするのか尋ねる。  ソレイユでは、ミランが建国宣言をして領土を決定すべきだと進言していた。フィルは悠長さに苛立つ。ディアナに扮しているキエルは、騙し続ける不安を感じる。  ソレイユにいるディアナに近づきたいテテスは、「ミリシャはウィルの宇宙船を戦争に利用する。ディアナ・カウンターに頼んで月へ行く夢をかなえた方がいい」と、ウィルをそそのかして出発させてしまった。  ディアナ・カウンターに宇宙船のことを知られたくないシド、ディアナと、ウィルを追ったロランは、途中で、ハリー中尉のゴールドスモーと戦闘中のギャバン、ソシエに遭遇する。  テテスは恩を売れ、と、ウィルにハリーの助太刀をさせ、ギャバンたちスエサイド部隊を撃破する。ハリーも、ロランのホワイトドールと戦い、頭部を損傷させた。機械人形を破壊され、なおも生身で戦おうとするギャバンたち。  結局、ウィルはテテスを連れて、ハリーと共に去ってしまう。  それを見たディアナは、恋人だったウィルと目前のウィルが別人だと悟るのだった。

消逝的回忆

1999年07月16日
脚  本:高橋哲子 絵コンテ:斧谷 稔 演  出:渡邊哲哉 作画監督:佐久間信一  キースは、親方の娘のベルレーヌを連れてサンベルト付近へ疎開した。パンを売るためだ。そこへリリの乗っていた車が立ち往生していた。中には病気を患い高熱を出したグエンが寝ていたのだ。  ソシエたちはルジャーナ・ミリシャの前進基地に戻り、ロランはキエルの忘れ物を取りにキングスレーの谷へ戻っていた。シド達ミリシャは、キングスレーの谷にあるウィルの宇宙船を発掘し始めていた。手伝うロランだが、キエルが心配で、オーバニーの家に見に行く。  同じ頃、ハリーに連れられてディアナ・カウンターの旗艦ソレイユに入ったウィルは、ディアナに会ったが、過去の出来事を知らない月の女王はニセモノではないかと疑う。危険を感じたハリーは、ウィルを遠ざけようとフィルに預けてしまう。  キースは病に伏したグエンにノックスが崩壊したことを詰め寄った。凋落したが気力は衰えていないグエンは、マウンテン・サイクルの技術を利用してディアナ・カウンターに勝とうと考えていた。キースは月の技術者を雇う手もあると勧める。  一方フィルは、ウィルに、宇宙船からミリシャを追い払えば恩賞として月へ行くことも可能だと話して出撃させた。ポゥは監視として追跡する。  キースは、熱で動けないグエンに変わってロランたちとミリシャに連絡を取るため、パンの行商を利用して、ベルレーヌとリリと共にミハエルの陣地へ潜り込む。ミハエルに会ったキースは、リリの助言もあって、グエンへの助力と月の帰還民と手を組む相談をもちかける。  そこへ、ウィル機が宇宙船のある谷へ向かっているとの報告が来た。ルジャーナ出身のギャバンは、リリにいいところを見せようとスエサイド部隊を出撃させた。  ウィルは、モビルスーツ“キャノン・イルフート”で、発掘中のシド達を追い払い、駆けつけたギャバンたちとも交戦する。  戦場へ向かうソシエを見つけたロランは、ホワイトドールに乗り込み戦いを止めようとするが、ディアナの目前で、スエサイド部隊にウィルが倒されるところを見せてしまう。

TurnA的总集编

1999年07月23日

建国风暴

1999年07月30日
脚  本:浅川美也 絵コンテ:森 邦宏 演  出:森 邦宏 作画監督:鈴木藤雄 暴風雨の中、月の技術者たちを案内してきたキースは、ホワイトドールで来たロランと落ち合った。ルジャーナ・ミリシャのムーンレィス狩りを警戒して、ミハエル大佐が護衛に出させたのだ。  月の技術者たちは雷をミリシャの秘密兵器とかビームと勘違いして震えるばかりだ。  そのミハエルは、グエンの冬の別荘に訪れていた。そしてグエン宛の手紙を渡す。内容はディアナ・カウンター建国式典への招待状。リリも同じ書簡を持っており、グエン達は大いに驚く。同席したディアナは、ディアナ・カウンターの旗艦ソレイユでディアナを演じるキエルが、何故そんなことを許したかと心配するが、キエルは、嵐の中、建国式典場を設営中のムーンレィスをねぎらうため出かけていく余裕を見せ始めていた。  一方、ルジャーナ・ミリシャの将校マリガンからミハエルの動きを探れと命じられたギャバンは、ロランとキース一行を見つけた。ギャバンは一行にムーンレィスが紛れてはいないかと疑い、ボルジャーノンとの力比べで白黒をつけようとする。  ロランは受けて立つが、ムーンレィスの部品を摘んだトラックを盗まれる事件があって、勝負を置いて、トラックを追いかけた。  トラックを盗んだのは、ディアナ・カウンターを逃げ出したブルーノとヤコップだった。  ブルーノ達を見つけたテテスは食料を与え、言葉巧みにディアナ暗殺をけしかける。  が、当の本人のディアナは、グエンと共にキエルに式典の前に会おうと出かけて行き、暗殺事件を目撃することなる。  ロランは偶然に、ブルーノ達のモビルスーツ“ゴッゾー”が、ディアナを暗殺しようとするのを見て、ハリーと共にこれを阻止。失敗したブルーノ達は逃げていった。  グエンたちは一方的な建国宣言をやめさせるために交渉再開の件でディアナとの接見を求めるが、暗殺騒ぎでそれどころではなくなったのだ。  ブルーノたちはテテスと合流しようとするが、彼女はロランのホワイトドールに近づき、さらわれていたと嘘を吐いて、その場から逃げていった。

姬叶儿和迪亚娜

1999年08月06日
脚  本:高山治郎 絵コンテ:斧谷 稔、菱田正和 演  出:山口美浩 作画監督:佐久間信一 グエンたちはディアナ暗殺の話を聞いてディアナ・カウンターも一枚岩でないことを知る。  ヤコップ達がキエルを襲った事件はディアナに深い憂慮を抱かせた。ディアナはロランに正体を明かして、建国宣言を行うのはキエルだから式典前に会いたいと出発する。  一方、宣言を行う不安に揺れるキエルに対して、ミランは暗殺者の追及は自分が引き受けるから建国宣言にだけ専念するようお願いした。  式典当日。領主代表の中で会場へ入るのはグエンとリリやソシエだけだ。他の諸侯は不参加で宣言を否認した。グエンは自分なりの交渉を行おうと考える。しかし、式典を妨害しようと、ギャバンは機械人形を動かし、ヤーニは大量の酒を会場に持ち込んだ。  テテスも独自にディアナ暗殺に動き出した。  会場整備を終えたハリーはキエルに報告する。同時に孤立している彼女を応援するため、サンベルト建国は戦術として行うことと、自分の両親が共に地球で暮らすことを夢見て冷凍睡眠し、父親は簡易冷眠で失敗して死んだことを話す。それは今回の宣言の真意が、ムーンレィスも自然界の摂理で生き死にすることの憧れを持っていることを物語っていた。  騒然としたソレイユ内をディアナの案内でキエルの元に急ぐロランだったが、テテスと遭遇する。テテスはロラン達をミリシャの侵入者に仕立てて、ハリー達親衛隊の目を欺くと、キエルのいる部屋に潜り込んだ。キエルをディアナだと信じるテテスは暗殺しようと拳銃を構えるが、ヤーニ達の起こした爆発でし損じてしまう。テテスは逃亡する。  キエルのもとへ現れたディアナが今回の宣言の真意を問うと月と地球の友好のためになるようにとキエルは答えた。そしてハリーに、キエルとなっているディアナをグエンのもとへ戻すよう命令する。  キエルはミリシャとムーンレィスが争う様子に決心を固めた。そして、ディアナとして建国宣言を中止し、地球に住んできた人々と月に住んできた人々が同じ血を流しあうのは止めるように、そのための時間を作ろうと演説するのだった。  ディアナは、キエルにディアナ・カウンターを任せても良いかと考え始める。  ハリーは、キエルの今回の演説はミリシャを増長させるだけだと不満を持ち、理想論だけでは軍は押さえられないと抗議するが、彼女の凛とした姿勢に従うしかなかった。  一方のミリシャたちは、今回の演説でまだ戦いが終わっておらず、建国宣言を止められると信じ始めた。

苏丝亚的战争

1999年08月13日
脚  本:星山博之 絵コンテ:斧谷 稔、川瀬敏文 演  出:北川正人 作画監督:杉光 登 キングスレーの谷で発掘された宇宙船をグエンは“ウィルゲム”と呼び、ムーンレィス帰還民の技術者を連れて来てチェックさせる一方で、シドが掘り出した大型ホバー装甲車両“ギャロップ”をロランに与え、艦長にするから使えるようにしろと命令する。  キエルに扮したディアナもなにか手伝いたくて洗濯を始める。しかし、正体を知っているロランにとっては畏れ多くて仕事を渡したがらなかった。  ディアナは、ロランが戦いを好まないと見込んだ上で、戦闘となれば身を守るために使う性格だからギャロップの艦長になることを心配していないと言う。その上で、自分もディアナ・カウンターで生き生きと決断し始めたキエルのように、地上で地球人と関わりながら出来ることを見つけたいと話すのだった。  そこへ、ラダラムとシドがムーンレィス帰還民の技術者ホレスを連れて来た。ハリーとの戦闘で破損したホワイトドールの頭部の傷を見せて、その下に再生された部分があることを教える。ロランは、ホワイトドールに傷を受けても自分で直す力があることに驚く。  そしてホレスはこの機体がムーンレィスの神話に出てくる宇宙移民者苛めの敵“ガンダム”ではないかと語り始める。  同じ頃、ディアナ・カウンターの旗艦ソレイユにいるキエルは不安の中にいた。アグリッパと呼ばれる勢力が女王ディアナの命を狙っていると知ったからだ。ハリーは命懸けでキエルを守ると誓う。その忠誠をキエルは好意と受け取る。  一方、フィルは帰還民の流出原因が発掘中の宇宙船にあると考えてポゥを出撃させる。  ロランは、ギャロップの存在がまた戦いの火種になることを心配していた。そして、暗殺者のテテスの動機が気になっていた。ソシエはほとんど最前線に出ないロランがギャロップの艦長となったことが気に入らない。  パトロール中の“ギャロップ”を見つけ、攻撃するポゥ中尉。ソシエはカプルで迎え撃つが、窮地に陥る。  ロランはホワイトドールでソシエを守ろうとする。しかし、簡易に修理されているので戦闘時間に限界がある。猛然と戦うロランにポゥは恐怖を感じて退却した。  ソシエはそんなロランに助けられても不満をぶちまけるだけだ。ロランは、機械人形同士の戦いは人が見えないから戦えると言われているけど、自分は逆にどんな人が乗っていたのかと考えてしまうと話す。ソシエは、それでも戦えるロランに感心した。

阿妮斯的力量

1999年08月20日
脚  本:高橋哲子 絵コンテ:西森 章 演  出:西森 章 作画監督:しんぼたくろう、中田栄治 ルジャーナ・ミリシャのスエサイド隊は、陣地を拡大するディアナ・カウンターに攻撃を仕掛けたが、キャンサー・カフカが指揮する“レット隊”のモビルスーツ“フラット”が使うハイパー・バイブレーションに押されて撤退する。  その頃、ホバー装甲車“ギャロップ”は補給を受けるため、ミリシャの飛行船の到着を待っていた。ロランは空き時間を利用して、近くの丘から断固として立ち退かない一軒家に避難を勧めるためホワイトドールで出かけていく。  一軒家には、軍を脱走したブルーノとヤコップが身を寄せていた。彼らは強盗に入ろうと失敗し、そのまま居ついてしまったのだ。  その家の老婆アニスは、ホワイトドールを見るなり怒り出してしまう。彼女はこの戦争で畑が荒らされたことに腹を立てており、畑を放り出して逃げると先祖のバチがあたるからといって聞かない。  ギャバンたちはレット隊のフラットに追われていた。どんな攻撃も効かないため、援軍で駆けつけてきたソシエとメシェーが用意した爆薬を使う。  ロランの必死の説得でアニスは、刈り入れをすましたら立ち退くと嘘をついて秋の収穫を手伝わせる。ディアナは戻ってこないロランを迎えに行って、やはり手伝いをすることになる。  アニスは、ディアナが月の女王だとは気づかずに、月から来た人間が機械人形で地球の人々が時間をかけて再生した土地を踏みにじっているとなじった。  アニスの娘一家も、ノックスで路頭に迷っていた。  ロランは、娘の手紙を見せてもらってアニスの孫の婚約者がキースだと気づく。  そんな時、ギャバンとソシエたちが、敵に追われてアニスの家のある丘まで後退してきた。そしてメシェー機が倒される。  アニスは、敵が攻撃を仕掛けてきても、先祖代々の土地で死ぬと頑として動かない。  ロランとソシエは、撤退戦を支えたギャバンのところへ戻り、キャンサーの部下ムロンのフラットを撃退した。  ロランたちは負傷したメシェーを助けるために土地に入り、添え木と布を探すとアニスが薬草を用意してくれた。そして、ディアナに傷の手当てを教えてくれる。  アニスと心が通うディアナ。彼女はアニスの身を案じて、他にも助けを待っている土地はあるから脱出するよう説得する。  娘の疎開先へ向かうアニスとロバのドンキーは、ミリシャの飛行船に乗り込んだ。ロランは友達のキースはいい奴だと伝えようとするが、その声は遠ざかる飛行船には届かなかった。
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